毎日にちょっぴりの幸せを。

マロが思う写真とお茶と生き方について

就活は内定数を取り合う大会ではない。

目次!

私の就活スタート?

 

今朝、以前のバイト先の友人に偶然、電車で会って話をしていました。

 

彼のバイト先の話の内情を聞いて頷いての繰り返しをしていると、突然「もうすぐ就活じゃないの?」と言われました。

 

「確かに‥」

 

その言葉だけ残して、その話は終わってしまいました。

 

ところがそれを聞いて、今後の自分の行く末を考えるとちょっと不安感を抱き、その後の授業はソワソワしながら受けていました。

 

授業を終えると、夕方から始まるセミナーまで時間があったので誰もいない教室でパソコンを開いていろいろと就活のことを調べてみました。

 

なんとなく他の人の就活はどんなカンジなんだろうと気になり、googleの検索で「就活 選考数 平均」とリサーチをしてみると‥

 

f:id:life0is0free:20161018165614p:plain

 

いっぱい出てきましたね。

 

検索をかけると、平均数はいくらなのか?就活生はどのくらいエントリーするのか?などの同じような言葉があちこちに見られました。

 

取りあえず、何でも良かったので目に付いたサイトをクリックしてみました。

 

 

 

内定者のエントリー数 → 平均55社

 

 

多っ。

 

55枚もエントリーシートを書いて提出するのか‥

 

ここ最近は景気のおかげか知りませんが就活市場において就活生は売り手の立場にあるらしく、リーマンショック後の就職氷河期と言われた時期と比べると、学生にとってはありがたい状況らしいです。

 

しかし、個人的な憶測ですが、そんなに多くの企業に行きたいと思っていないだろう!と突っ込まざるを得ないのが本音です。

 

ほとんどの人がやっていることは、数打ちゃ当たる戦法に近いのでは。

 

 何枚もエントリーシートを出しておけばどれかは通るだろう!と思い、延々とエントリーシートを書いている姿は努力家でなんとも理想像である‥   アホか。

 

宝くじみたいに、何枚か買っていれば当たるかもみたいな話とちゃうねん。

 

そんなんで自分の人生を決めるなよ‥

 

 

行きたくない企業に割く時間

 

興味がない。

よく知らない。

取りあえず、良さそうだから。

 

こんな状態・モチベーションで選考に行っても、ほとんど受かりません。賢い学生は受かることもあるでしょうがそんなことは置いといて、わざわざ時間を割いてまで面接をしてもらう面接官の方の時間も非常に無駄になります。

 

良い学生はいないかなと探している企業側のことも考慮すべきでは。

 

その挙句の果てが、内定を勝ち取ったのに「弊社の内定を辞退します」という学生の通達に対する企業の回答が‥

 

 

コーヒーぶっかけ

f:id:life0is0free:20161018173043j:plain

(イメージ画像がなかったので‥)

 

という、結末を迎える学生がいたという話を聞いたことがあるでしょう。

 

一例にすぎない話ではありますが、かけられて当然の結果だと思います。面接官も貴重な時間を割いてその人と仕事がしたいと思ったから選んだはず。なのに、辞退するというのは、少なかれ失礼なことですからね。

 

志もなく目指すことがもたらすのは、

 

 

あなたが中途半端に志望した企業に割く時間も無駄。

それに関わる企業側の人が使う時間も無駄。

 

 

面接対策の経験ができるかもしれないですが、そんなに重要なことでしょうか。

 

本当に面接の対策のために学びたいと心の底から思って、面接の経験は大切だ!と思われている方には先に謝っておきます。それだけ大切なことなのでしょうから。

 

でも、そうではない人に問いたいです。

 

あなたの時間>面接対策の経験

が、大事ではないでしょうか?

 

 

自己分析を就活の武器で終わらせないで

 

今や就職活動の必須作業でもある、自己分析。

 

自分がどんな人間なのか、何が得意で何が不得意なのかを明確にする作業は就活生にとっては避けては通れないものになっています。

 

しかし、その自己分析はあくまでも就活のための自己分析として捉えられている状況下にあることに変わりはありません。

 

結局はなんで就活をするのかも明確になっていないのかと思わされるだけ。

 

だからこそ自己分析を就活の道具として扱わないで、今後自分がどのような道を進むのかに役立てる重要な道しるべとして取り組んで頂きたいなと。

 

私は自己分析をまだしたことがありません。

 

でも、自分がどんな人間なのか・何がしたいのかをはっきり言うことができます。なぜなら、アホみたいによくたそがれていましたからね‥(笑)

 

ここで言えるのは、自らが何をしたいのかをはっきりさせるべきだということです。さもないと、なぁなぁで中途半端な就活で終わるどころか、今後働いている間に「自分ってこんな状態でいいの?」とマイナス思考に陥るのは目に見えることでしょう。

 

自分はあれをしたい。

私はこれがやりたい。

 

まずはそれを明確にすることが重要です。

それを終えてから企業を探すなりなんなりしてみて下さい。もし自分のやりたい思いと、企業の理念がマッチする所を見つけたのであればそれはチェックしてくださいね。何らかのご縁が生まれるかもしれませんから。

 

 

 

就活を就活で終わらせる人へ

 

これまで散々、大学生の就活に対する態度を非難してきましたが就活が悪いことではありません。

 

それに向けて行動する大学生の意思がだらしないと言っているだけなのです。

 

何をしたいのかわからず、自分がやりたいことも目指さず、ただ単に日々を過ごすのはもったいない以外に当てはまる言葉はありません。

 

一生におけるとても大事な岐路だからこそ真剣に考えてほしい。

 

ただそれだけのことです。