毎日にちょっぴりの幸せを。

人を見下し、傲慢の塊だった現役大学生が、人の優しさを知り、前を向いて生きていく日々を綴るブログ

駅のホームで抱きついてきたおっさんにちょっと感謝してる話。

目次

駅のホームで抱きついてきたおっさんにちょっと感謝してる話。

 

どうも。

 

電車の中で四人席に座っているご家族を眺めながら記事を書いているマロです。

 

 

僕の好きな詩の中に、高校生の頃から頭に刻んでいるものがあります。

 

 

それは、

 

 

何でも思い切ってやってみる事ですよ。

どうせ人間野原の石ころ同様、

骨となって一生を終えるのだから。

 

           坂本龍馬

 

やりたいことをやって生きることを貫け。

 

とても、シンプルだけど身に染みて大切な言葉だと認識させられる毎日を過ごしています。

 

ただ、この言葉を最も心に刻まれた瞬間は大学二年生の5月だと今でも覚えています。

 

 とある体験をして、周りが言う生き方に嫌気が指したきっかけになりました。

 

(以下の内容はホラーでもなんでもなく、実体験です笑)

 

 

ナイフを持っていたら死んでた

月曜日。

 

何も変わらない日々を過ごしていた大学二年生の今日。

 

目を覚ますと、床下の一階がドタバタした音が聞こえるのは毎朝の習慣になっている。

 

一階に降りて、母親がバタバタしているのも見慣れた光景だ。

 

朝ごはんを準備して、服を着替え、歯磨きをして、「いってきまーす」と言葉を残して学校に向かった。

 

駅近くの駐輪場に自転車を停めて、駅に着いて、改札を通り、電車に乗り込むが何の変化もない。

 

ふてくされた顔でいっぱいの車内も、この一年ちょっとで見慣れた景色だ。

 

ガタゴトガタンゴトン…。

 

40分程すると乗り換えの駅に到着した。

 

電車がいつもの指定の位置にぴったりと止まり、ドアが開いた先に見える景色にも何一つ変わりはなかった。

 

ドアが開くと、口先を小さく開けたビニールに入ったジャムを押し出すかのように、人がどんどんと電車から降りていく。

 

自分はその駅で乗り換えをする必要があるので、隣のホームに行かなければならない。

 

そのために隣のホームに繋がる階段を降りようとした。

 

すると、階段を降りる寸前にいつもと違う雰囲気を感じた。

 

今となっては、人が殺気を感じるのと同じ感覚だったのではないかと思う。

 

 

「何なんやろう」

 

 

と、疑問が残ったが気にしないことにした。

 

しかし、階段を降りようとしたその瞬間、

 

 

「うぁーぁぁぁー!!」

 

 

と、叫ぶ人の声が後ろから聞こえてきた。

 

 

何事?!

 

 

と、思った矢先後ろを振り返ると

 

 

太っちょで、てっぺんキラリのおじさんが猛突進で自分の方に走ってくる。

 

 

その状況を全く読み込めない自分は、なぜか逃げるという選択肢が無く呆然と立ち尽くしていた。

 

 

そしてその判断が出来ないまま、知らない内に抱きつかれていた。

 

朝のラッシュで人が溢れかえるホームのど真ん中で。

 

恥ずかしいという感情よりも、思考停止したと言う言葉が最も当てはまる。

 

 

本当に何も考えつかなかった。

 

 

その後どうしたかと言うと、自分はそのおっさんの顔を見て

 

 

「何してんねんo(`ω´ )o」

 

 

と、言葉で言わずに顔で訴えると

 

 

「スミマセン…」

 

 

と、言葉を残して離れて行きました。

 

 

 

この体験をして、一度は死んだと思ってる

 

 

もしこの人がナイフを持っていたら、この記事は99%生まれていません。

 

助かるかどうかは分かりませんが、僕は死んでたと思ってます。

 

何も知らない内に、何も考えられない内に。

 

一悶着が終わった後、階段を一段ずつ降りるに連れて心臓の鼓動が早くなるのを感じました。

 

危うく終わってたと…。

 

 

 

その体験が龍馬の言葉を引き立たせた

 

 

この体験をして、ありがとうと言うつもりは毛頭ありません。

 

でも、この体験があったからこそ龍馬の言葉を身に染みて大切だなと実感するわけです。

 

 

何でも思い切ってやってみる事ですよ。
どうせ人間野原の石ころ同様、
骨となって一生を終えるのだから。

           坂本龍馬

 

 

どうせそうなんだから、やることやってしまえ。

 

 

バカになって、アホなことしようが楽しく過ごせればそれがいい。

 

 

変に自分を取り繕って、上手に渡り歩く人生なんざ捨ててしまえ。

 

 

この考えを与えてくれるきっかけになった、そのおっさんには「Thank you!!」とまでは言わないが、「Thanks」とだけ伝えたいなと思う。