毎日にちょっぴりの幸せを。

マロが思う写真とお茶と生き方について

~生きる実感がない人へ~

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人生にはただ三つの事件しかない。生まれること、生きること、死ぬことである。
生まれるときは気がつかない。死ぬときは苦しむ。そして生きているときは忘れている。
 
ラ・ブリュイエール

 

 

この言葉を聞いたとき、自分にドンピシャに当てはまりすぎて、我に返されましたね。

 

むしろ、死にかけた経験をされた方以外は当てはまるのではないでしょうか。

 

無くして初めて、その大事さに気づく。

 

何度も言っている言葉ですが、死にかけた経験をされた方は、生きることを失いかけたからこそ生きることの大切さを実感する。

 

だからこそ、些細なことに対してくよくよ悩まなくなる人が多いのではないでしょうか。

 

だからと言って、人とは忘れやすい生き物。

 

テスト前日の夜に単語を丸暗記したのに、翌日の朝になると思い出せない単語があった経験はありませんか?

 

人の脳は見たもの、聞いたものを次々に処理していくためにエネルギーを使ってしまうので、以前に覚えようとして脳で処理した情報は忘れがちになってしまいます。

 

それと同様で、体験・経験した瞬間の情景や衝撃さ、感情などの記憶も忘れがちになるため、死にかけた瞬間に経験する衝撃は、その瞬間に比べて時が経つと共に薄れていきます。

 

死にかけた経験をした人が生きることの大切さを忘れがちになるとしたら、経験したことのない人たちはどうでしょうか?

 

言うまでもありませんね。

 

何度も言うように、全ての人に当てはまるわけではありませんが、大半の人が実感していないかと思います。

 

だからこそ、皆さんには一分でも一秒でも自分の時間を有意義に使うことを通して生きる実感を噛み締めて日々を過ごしてほしい。

 

忘れることが悪いことではありません。

仕方がないことでもあります。

でも、努力はできます。

 

毎朝、詩を読んでみる。

寝る前に瞑想をしてみる。

決まった時間にリラクゼーションの音楽を聴く。

 

などなど。

 

方法はたくさんあります。

 

ぜひいろいろと試してみてください。

 

明日から、これまでとは変わった一日になるかもしれませんよ。