日本一の星空が大阪・名古屋から片道3700円なので行ってみた。
目次
日本一の星空を拝みに…
2016年11月3日から学祭で5連休になので、星がよく見えるところに行くことにした。
当初は、ずっと行きたかった北海道の美瑛町を考えていた。
しかし、京都からだと移動距離が長いので億劫になり諦めた。
そこで代案を探していると、長野県で日本一の星空が見えるという記事を発見した。
阿智村と呼ばれる場所だ。
名前を聞いたことがなかったけど、ネットの口コミを見ても評価が高かったので迷うことなく行くことにした。
阿智村(園原)への行き方
高速バスだと、3時間ちょっとで4000円以内
車の免許を持っていないので、バスで行くことになった。
大阪=梅田、京都=深草から阿智村付近までの高速バスが定期的に出ている。
大阪・京都方面から阿智村に行くには非常に好都合だ。
(※但し、朝と夕方の二本しかないので気を付けてもらいたい)
渋滞に巻き込まれずに順調に行くと、片道3時間で阿智村付近に到着する。
一度も乗り換えの必要がないから、ありがたい。
しかし、今回予約した初日の宿が、阿智村役場付近のパーキングエリアで降りる所から歩いて15km程ある。
以下の地図を見て貰えばわかるだろう…。
なぜこんなに離れた宿を取ったのかと言うと、下の写真で「観光客めっちゃ来る」と書かれている場所「ヘブンス園原」と呼ばれる施設に行きたかったからだ。
この施設の詳細は後々に記載する。
園原ってどこ?阿智村と違うじゃん!
このように思われる方がいるかもしれないので一応説明しておく。
名前からして、村なので凄く小さいイメージあるかもしれないが実際の所、昼神温泉も阿智村の中に存在するのだ。
村と言えど、範囲はかなり大きい。
その中にある園原という地域があり、そこに行ったというだけの話である。
大阪・京都方面から行く場合
バスの比較サイトで予約を取る時、大阪・京都 → 箕輪方面(長野)で検索する。
でもGoogleの地図で調べると阿智パーキングエリアと書いてるが、そこが駒場である。
予約する際は勘違いしないように気を付けてもらいたい。
但し、駒場で降りると園原までの交通機関がないのでその点だけは注意してもらいたい。
仮に園原方面へ行くとなると、途中の昼神温泉の旅館街までしか路線バスが行かない。
そこから先は歩くかヒッチハイクのいずれかになる。
ちなみに自分は、駒場のバス停付近がスーパーやガソリンスタンドがあるくらい交通量が多かったので、いろんな人に乗せてもらえないか聞きまくった。
最終的に心優しい女性の方に乗せて行ってもらえることになった。
本当にありがとうございました。
基本的にヘブンス園原に行く手段は車かツアーのバスが一般的なので、僕みたいに個人でふらっと行くのであれば気を付けてもらいたい。
名古屋からだと往復4000円で園原・昼神温泉へ行ける
今回の高速バスでかかった費用は、往復で6500円の費用だ。
安いし気軽に行けるし、土日休みで行くこともできるのでお勧めですね。
(片道だけだと3700円だったが、往復割引で6500円になった)
これは限定的な話になるが、名古屋駅から出ている高速バスは園原のインターチェンジ近くまで行くらしい。
名古屋から出ている高速バスも一日に3本ほどしか出ていないので注意が必要です。
しかし、名鉄から園原・昼神温泉まで往復4000円で行けるのは、破格。
調べてびっくりしましたよ(笑)
安すぎますから。
なので名古屋住みの方でまだ行かれたことの無い方は、日本一の星空を見に行きましょう!
東京から行く場合
東京から行くには、大阪・京都と同様に駒場で降りるのが一番手っ取り早いらしい。
東京から阿智村に到着する際のバス停の名前が「中央道昼神温泉」と出てくる。なぜかわからないがこの場所は、さっきの阿智パーキングエリアだ。検索してもらうとわかるだろう。
ヘブンス園原とは?
今回は阿智パーキングエリアから歩いて10㎞~15㎞程の所に位置する、園原という場所に宿を予約した。
なんで、そんなに遠い宿を取ったのか。
理由は、その地域にヘブンス園原という施設があるからだ。
そこは冬はスキー場として解放されているのだが、オフシーズンは別の用途で使用される。
秋に行くとロープウェイから紅葉の景色が味わうことができる。
施設全体が大自然に覆われている
建物で食事も可能!
先日訪れた際には、家族連れや夫婦で来られていた方をよく目にしました。
ピクニックしている様子が伺えて、本当に楽しそうでした。
ぜひ、ここで自然の雄大さを満喫してくださいね^^
星空ツアー
夏・冬は星空ツアーと言って夜中に頂上付近まで登って幾千もの星や天の川を堪能できる。
2016年12月3日から始まる冬のナイトツアーでは、プロジェクトマッピングを使った壮大な演出が為されるみたいなので、感動を味わいたい方はぜひ参加を!
☟詳細はこちらから☟
この星空ツアーには参加したことがないので詳しいことは言えないですが 、阿智村から見える星空は絶景そのものなので、感動せざるを得ない光景が待っていますよ。
(下のほうに、園原周辺で撮影した星空の写真掲載)
雲海ツアー
秋の時期には朝5時半から頂上付近まで登り、雲海と朝日のセットを拝むことができる。
雲海ツアーの詳細はこちら→雲海&星空 天空の楽園 雲海Harbor|スタービレッジ阿智
こちらが、実際に11月5日撮影した写真。
2016/11/5 長野県園原近辺にて撮影。雲海と朝日のセットで拝めた景色は絶景そのもの。天候にも恵まれ撮影日和でした。壮大な景色を撮りたい方はぜひ
(canon kiss7 マニュアル使用)
2016/11/4 長野県園原近辺にて撮影。雲海と朝日のセットで拝めた景色は絶景そのもの。天候にも恵まれ撮影日和でした。壮大な景色を撮りたい方はぜひ
(canon kiss7 マニュアル使用)
雲海と朝日を同時に見ることのできる景色は、自然の偉大さを実感せずにはいられない程美しい。
正直な所、写真を見ただけでは本当の美しさは伝わっていないというのが本音。
とてつもなく圧倒されるような景色が広がっているので、ぜひ一度は見て欲しい。
360度の絶景を味わえる富士見台
またヘブンス園原の施設から富士見台と呼ばれる山の頂上に行けるルートも確立されていて簡易的な登山をする人にお勧めだ。
ここは昔、修道士達が心の拠り所にしていた富士山を見たいと思って、登ったことからこの名前が付いた。
ここで気を付けてもらいたいのだが、富士見台からは富士山は見えない。
けれども、360度も長野県の山脈に囲まれている景色は絶景そのものだ。
2016/11/5 長野県園原近辺にて撮影。雲海と朝日のセットで拝めた景色は絶景そのもの。天候にも恵まれ撮影日和でした。壮大な景色を撮りたい方はぜひ
(canon kiss7 マニュアル使用)
2016/11/5 長野県園原近辺にて撮影。夕日と植物のセットで拝めた景色は絶景そのもの。天候にも恵まれ撮影日和でした。壮大な景色を撮りたい方はぜひ
(canon kiss7 マニュアル使用)
東を向けば遥か彼方に、白い雪で覆われた南アルプスの山々を見ることができる。
山頂に存在するものは、植物が風に煽られる音、360度のパノラマ風景、ひんやりとする冷たい空気、自分が息を吐く音、それら以外何も存在しない。
自然の偉大さを感じ、人間が如何にちっぽけな存在であるかを知ることができる。
山登りの楽しさが知りたい人はぜひ登ってもらいたい。
自分は今回、富士見台に登頂したことで山登りの醍醐味を少し知ることができた。
今回使用したカメラ
今回使用したカメラは、canonのkissx7と呼ばれるものだ。
本格的な一眼レフで挙げられるフルサイズとは異なり、一眼レフ入門用のお手頃なカメラとして使い勝手が凄くいい。
数多くある一眼レフの中でも、圧倒的に重さが軽いので旅先などに持ち運ぶ際には非常に便利だ。
ぜひ、旅行などでお使いすることをオススメする。
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X7 レンズキット EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM付属 KISSX7-1855ISSTMLK
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2013/04/24
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星空を撮影したいのであれば、これも必須だ。
シャッターボタンを押すが故に、ぶれてしまうことも少なくないのでこれを使用することで鮮明な写真を撮影することができる。
実際に持って行って良かったなと思えるものであった。
大手キュレーションサイトには無い最もオススメな情報
キュレーションサイトに掲載されているのは、転載や有名どころの復習色々なサイトを調べていて思ったのだが、やはり実際に行ってみないと手に入らない情報も存在するのだなと実感しながらこの記事を書いている。
自然が創り出すプラネタリウム
富士見台に登る途中のルートへ夜に行くと、自然の素晴らしさを実感することができる。
しかしながらその時間帯に富士見台に登頂するルートにいるためには、山頂付近の宿に泊まらないといけない。
その宿は、萬岳荘と言う宿である。
木造で造られた、登山客向けの避難小屋である。
詳細はこちらから→萬岳荘 - 長野県阿智村公式ウェブサイト
この宿のすぐ近くに、富士見台登頂ルートのスタート地点がある。
そして、そのルートを登り10分くらい歩くと、山の稜線に囲まれていることに気づくだろう。
その時に視線を上にすると、天空を覆う無数の光輝く星たちが散りばめられているだけではなく、山の稜線が丁度円形状の形をしていることに気づく。
その奥から星たちが顔を覗かせようとする風景は、まさしく自然が作り上げたプラネタリウムに他ない。
下の写真が周囲270度を覆っている風景は圧巻そのものだ。
(下の影の部分が山の稜線である。)
2016/11/5 長野県園原近辺にて撮影。星空の下、空を見上げると自然が創り上げたプラネタリウムがそこには広がっていました。無限の世界をご堪能あれ
この景色があなたの周りを囲むようにして、広がっている。
誰もいない、周りには人の気配もない。
そんな世界で頭上には手付かずのプラネタリウムを見られるのは、極上の幸せ以外に考えられません。
ぜひ、足を運んでもらいたいと思います^^